第2章

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満州帝国の野望62 幸いカギは掛かってなく、恵子さんがタイマーとプラスチック爆弾を設置した。 その時、真珠湾の方向で爆発音がした。 村国が残りの艦船を爆破したのだろう。 僕達も急ぐ必要があった。 兵舎からアメリカ兵が走り出て、F15戦闘機に乗り込むのが見えた。 「恵子さん、急ぎましょう」 「わかったわ」 僕達は再びリニアモーターのボタンを入れた。 僕達がエンペラーへ帰って見ると、村国はハッチを開けて待っていた。 僕達はすぐに持ち場についた。
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