424人が本棚に入れています
本棚に追加
「いやー見違える様ですな。」
明るく笑う局長さんは色々知ったらどう思うだろうか…そもそもあの事を知っているんだろうか。
沖田くんの事は…本人から口止めされているし黙っておくしかないが…
「先生、どうかされましたか?」
「いっいえ…」
「そうですか?それにしても、本当に先生には感謝ですなー。健康診断をしていただいただけでなく、掃除の指導までしていただいて。」
「局長さん!」
「どうしました?」
意を決して、口を開いた。
彼らは皆から怖がられてはいるが、京の…私達の住む場を守ってくれている人達だからな。
「修羅、という隊士の事なんですがね…」
その瞬間、局長さんの眉が動いたのがわかった。
最初のコメントを投稿しよう!