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「修羅、君に異世界に行って欲しい。」
目をみはるしかなかった。
異世界というものが本当にあるのかどうかその存在さえも怪しいのに…
「忍だった事は忘れてそこで君に幸せになって欲しい。」
四代目の目はあまりにもまっすぐで私は何も言い返せなかった。
「私は用無しですか…?」
声が震えてしまう…嫌だ…
「用無しではないよ。僕は酷い人間だから君に幸せになって欲しいと言いながら君に残酷な任務を命ずるんだ。
どうやらマダラは全ての尾獣を集める気らしい。君がいなければ、奴の思い通りにはならない。
この世界から消える事。
それが修羅、君への最後の任務だ。
君を木の葉に連れてきたのは僕なのに本当にすまない。」
四代目は頭を下げてきた。
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