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俺は勇者が好きなやつになぜか好かれていた。
彼女に好かれたくてよってくるあいつ
俺はあいつが嫌いだった。
そう、あの日も…
────────────
雨の降る寒い日だった。
俺はいつもついてくるあいつらと一緒にいた。
勿論帰りだ。
彼女がいうにいじめから（言うまでもなく勇者関係）救ってくれた俺が好きらしい。
目の前を彼女が歩いているとその横からトラックが突っ込んできた。
居眠り運転のようだ。
「危ない!?」
と言ってあいつは俺をトラックの前に突き飛ばした。
彼女はそれに気付いていない
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