1 孤独からの解放

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5年前 満開の桜の下、少年は一人佇んでいた。 その少年の側にはヒトの死体。 それは、少年の最後で最初の愛したヒトだった。 少年は12歳の春、初めてヒトを殺した。 その少年の顔に映っているのは、「無」 少年が思うことはただひとつ。 何故僕を置いて死んだ? 「僕は…僕は孤独?」
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