3人が本棚に入れています
本棚に追加
違う……神木聖夜は思った。
違う……梨桜じゃない。僕が知っている梨桜は…
「神木クン!」
彼の思考は突如破れた。目の前に彼女がいた。
「ちょっと話したいことがあるんだけど…いいかなっ!?」
「ちょっ…!梨桜ちゃん!神木君に関わらない方がいいよ。どーせ無視するだけだし。それに裏でヤバイことをしてるらしーよ。」
彼女達は小声で喋っているつもりだが、彼には全て聞こえていた。
ったく…何で人は勝手なイメージを持つのだろうか?本当に面倒臭いモノだ。
「別にいいけど……こっち来て。」
丁度良い。こっちも聞いてみたいことがある。
最初のコメントを投稿しよう!