赤鬼と青鬼とハゲ

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…さ…ん?」 晴れていた空が急に暗くなり遊次は空を見上げた 「なんだ?ありゃぁ?」 雨雲のような黒い雲が自分たちの頭上に急速に広がっていく 「おいおい、マジかよ?」 空を覆い尽くした雲を引き裂くように光の線が空に図形を描く 「あれって魔法陣…だよな?マンガとかに出てくる…」 光が描いているのは魔法陣だった 動いていた光が停止し完了の合図を告げる まばゆい光が屋上を包み元の景色に戻った時にはそこに人の姿はなかった
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