登校___朝HR

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「リーダーの言った通りだ。待ってたぜ…トシ」 管理棟の一階の廊下で仁王立ちして俺の行く手を遮っている奴が居た。 バスト・ウエスト・ヒップの順で ボン・ボン・ボンな体型。 更には顔までBIG。それで身長は161cmのチビがいる。 こんな特徴的(笑)な奴を見違えるはずが無い。 「な、青峰!?」 ……あんなスタイルしてて名前が青峰。バスケなんて出来ないのに。 だから恐らく貰ってない組だろうと思ってはいた。 あと、ちょっとだけあいつは苦手だ。コミュ障で時々「コポォwww」とか言い出すし。 「てめぇをこコポォ…ごめんなさい今の無しで。やり直させて」 「あぁいいよ…」 嬉しそうにこっちみんな。 やっぱり、所詮はコミュ障恐れずに足らず。俺の言葉に込められた侮蔑を理解してない。 あと… 何もやり直しを聞いてやるなんて言っていない。 後ろ3m程にある階段へダッシュ。 あいつに追いつけるはずも無い。 「あ!?トシ!!待ちやがれ!」 勝った。あと、無理にキャラ作んなって。軽く内心で馬鹿にしつつ階段を昇… 突然の後ろからのタックル。
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