負の連鎖

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その日は説明だけで終わり俺は家に帰った。 帰ってから考えたことは一つだけ、 友達ができるかどーか。 見た感じ仲良くなれそうだったのは、 説明会のときに茶髪でピアスをしている顔の整った少年だけだ。 その日は不安に侵されながらも、 眠った。 次の日、学校にいった俺はクラス発表の紙を見た。 俺は2組。 茶髪のやつの名前はしらないから、 クラスの確かめようがなかった。 とぼとぼ、クラスに入ると、 ギャル?みたいな女が2人、 俺の席の後ろで喋っていた。 完全に負の目になっていた俺は、 そいつらの顔を見た瞬間失望。 ため息をついて席に座った。 そしたら後ろの女が肩をたたいてきた。 「よろしくねー」 なんなんだこの女は。 馴れ馴れしい。 俺はしかとし前を向いて座っていた。 担任の先生が入ってきて、 全員が席に座って、 担任が話しているとき、 教室のドアが開いた。 すると、眼帯をしたショートカットの女が入ってきた。 俺は目を見開いた。 一目惚れだった。 スポーツができそうな雰囲気やその他諸々、超タイプだった。 この子はSちゃんとでも言おうか。 この子に一目惚れした俺は今日この日から学校が楽しくなった。
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