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路地裏から顔を半分覗かせ、10メートル後方で私を探す敵を見据える。
「ためらうな……」
自分に言い聞かせながら、トリガーへ指をあて狙いを定めた。
『――っ!?』
私を見つけた一人が、慌てて武器を構える……が、遅い!!
「発射!!」
銃口から青白いレーザーが一直線に大気を切り裂き、敵の胸元へ突き刺さる。
『く……そ……!』
敵が苦しげに胸元を抑えながら、悔しさを口に出した直後だった。
『あ……ああああっ!?』
推定Fカップはあったであろうメロンの如き胸は、お椀でも隠せそうな程の小さな丘へと変わる。
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