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『良くも……良くもやってくれたわね! 暁!!』
敵のリーダー、月華(げっか)が悔しげに私を睨みつけた。
路地裏から姿を現した私は、銃口を月華に向けながら口を開く。
「先に私を傷つけたのは……貴方達よ」
「ち、違う!」
反論しようとした月華の言葉を遮り、その場で私は高らかに宣言した。
「私は今ここで宣言しよう! 世界を微乳で埋め尽くすと!!」
周囲の人が視線を一斉にこちらへ向けた。
主に私の胸元へ。
憐れんだような瞳を。
――博士……これで良いんですよね?
私に復讐のチャンスをくれた博士を思いながら、再び敵へ向き直る。
戦争……これは戦争だ。
全ての微乳を守る為の聖戦。
それが始まったのは博士に出会ったあの日……
丁度一か月前のあの日が全ての始まりだった。
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