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バタバタッ
私は急いで食べ終わった弁当箱を片付ける。
「ん?アイ、今日も屋上でお昼寝?」
まだ食べ終わってない弁当を食べながらナミが聞く。
「いつもそんなに急いで食べて…。その上屋上でお昼寝なんて…、太るよ?」
う…なかなか痛いとこをついてくる。
確かに、最近太りぎみだ。
「なゆは、食べなさすぎでしょ!!」
なゆの小さな弁当を指して私は言い返す。
なゆは、本当に少食なんだよね。
そのお陰か、全く太ってない。
…羨ましい。
「私は、いいの。これでたりてるもん♪」
「えぇ…嘘でしょ~?」
“♪”って…。
流石に呆れますよ?なゆさん
「なゆって変わってるね?」
いやいや、貴方は食べすぎです。
男子並みではないか!!
ナミはナミで、すごい食べる。
男顔負けかもしれない…。
「もう…。って、ああ!!」
「ど、どうしたの?」
「びっくりしたぁ…。」
いきなり私が大声出したから、二人はびっくりしてる。
「屋上!すっかり忘れてた!!急がなきゃ!!」
再び、急いで支度する。
アニメ雑誌は、しっかりもって。
「では、行ってきます。」
スチャッと決めポーズで、二人に挨拶。
『いってら~』
二人も同じポーズで挨拶。
それを合図に…
「ダァァァシュッ!!」
屋上までもうダッシュ。
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