序章

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ピピピピピピ 何気ない目覚ましのアラームに一人の少年は起こされた。 使いなれた目覚ましを止めベットから起き上がる。 「ん~…もう時間か」 いつものように、着替えを済ませると部屋を出た。 階段を降り、キッチンにたつとふと時計を確認した。 「6時半か。朔乃(さくの)と母さんの弁当作る余裕はあるな」 バタバタバタ 朔乃「お兄ちゃん、ごめんなさい。今日は私が担当なのに」 急いで降りてきた少女の名は、雪片朔乃(ひのさくの)僕の妹だ。って、自己紹介をしてなかったね、僕の名は火野 霞(ひのかすみ)昨日までは、美鏡学園に通っていた十七歳の高校生です。
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