序章

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霞「・・・・うん、大丈夫だよ。最近は発熱はしてないし、母さんの作ってくれたブレスレットもしてるから」 ガチャ 部屋の扉が突然開き、中から母さん…火野朱乃(あけの)が出てくると、 朱乃「ごめんね。私のせいで、あなたに辛い思いを・・・」 霞「まって母さん、今僕がここに入れるのは母さんのお陰なんだから!」 そう言って母さんの手を心臓の近くに持っていくと母さんは少し悲しそうな顔をしたけど、僕の手に何かを握らせた。 朱乃「ディバイダーよ。あなたのそれはこれがないと使えないから。でも、使わないで。」 霞「ディバイダーって、クルセイドを使うためのものだけど、僕にはクルセイドを使えないから」 朱乃「わかってるわ。でも、授業ではいるから、霞。母さんのお願い聞いてくれる?」 霞「いいけど」
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