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朱乃「それを使うのは三分だけにして。それ以上はブレスレットが持たないから」
いつにでもない真剣な母さんの表情に緊張しながら返事をして家を出た。
数分歩いたところ、見覚えのある人影があった。
「ういっす!霞」
霞「おはようキリト」
そう、美鏡学園に通っていた仲間でもう十年以上の付き合いである親友の姫島キリト。ハーフでイケメン、ノリがいい、運動神経抜群の彼は問題児である僕の大切な人の一人である。
キリト「今日からあの錬聖学園に通うなんて夢じゃないよな♪」
霞「夢じゃないなよ、僕なんて憂鬱なんだから」
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