突然だけど、僕には前世の記憶がある

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まあ、ちょっと変わった学園だけど僕はなにごともなく暮らしていた。 「インチョー。今日も進行よろしくな」 五月の中旬。 朝の会。 きだるげな教師が何時ものように僕に朝の会の進行役を任せた。 「はい。分かりました。えっと、出席取りますね。」 『はぁい』 東 和輝、16歳。 御伽学園高等部1ーAクラス学級委員長やってます。
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