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「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ…」
ちょうど12年前だったかな。俺はどこにでも居そうな7才の小学生だった。
お母さん、そして妹と一緒に、学校から帰る途中だった。
「おかあさんっ!だいじょうぶ!?おかあさん!!」
突然、近くの電柱にロケット弾が飛んできて、町中パニックになり、3人で逃げている途中、空から爆弾の雨が降ってきて…
「お母さんはもうだめ…死んじゃう。あなただけでも…早く、逃げなさい。」
俺は妹とはぐれてしまい、目の前で母さんが瓦礫に巻き込まれてしまった。
「いやだっそんなっ」
「早く、逃げて!」
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