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なぜ少女が泣いているのか分からない
次は砂時計を見て泣いている
「君はどうして泣くんだい」
誰かと会話した所を僕は見ていない
『…………』
「聞こえてるんでしょお話ししようよ」
『………』
「僕のこと見えるんだね?聞こえてるんだよね?」
「いくつか聞きた事があるんだけどさ、なぜ君は泣いているんだい」
『………』
少女は僕を無視してきた。
少女はいつも逃げている
隠れている、か弱いうさぎの様に
「あれ なんで無視するんだい」
『………』
「そうか怖いんだね…君は解るのかな僕が悪い魂だって事を」
関わる事が怖いのかいつもモジモジして言いたい事を隠している。
「僕はね──
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