4.二回目

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4.二回目

初めて会った次の日の夜、二回目の会う約束をしていた。 せいちゃんは車で姫路から神戸へ。 わたしはそわそわしながら待っていた。 ピリリリ ピリリリ 電話が鳴った。 あれ?せいちゃんや!! まだ早いのに…なに? まさかドタキャン!? そーか。 とりあえず次の約束して安心させといて 適当な嘘ついてドタキャンするパターンね!? ネガティブなわたしの思考は予想外の電話が鳴っただけでそこまで飛んだ。 「もしもし?」 「もしもし?大変なことになった!!」 「どーしたん?」 「事故った!!(笑)」 「………え?」 「高速でおかま掘られた!!」 ほら。 そんな…このタイミングで事故? そりゃ事故なら有無を言わさずドタキャンですよ。 わたしはせいちゃんの話を聞きながら悟られないように落ち込んでいった。 「とりあえず手続きとか済んだらすぐ行くからちょっと待っててな!!」 「え!?来るの!?来れるの!?」 「行けるよ?車凹んでるけど(笑)」 わたしの落ちたテンションは一気に てっぺんまで急上昇した。
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