1人が本棚に入れています
本棚に追加
解決するのは無理です。なんせ普段から大事な場面では二次元の力や科白を引用して解決しているのですから、オタク本人の科白で解決できるワケがありません。しかし、臨也は違いました。この差はなんなのか。
ここで序盤の事故が活きてくる。そう、臨也は【誰かの為に行動できる人物である】という説得力がこの事故によって生まれているワケです。正直、シェリアに向けて言った科白はさすがに臨也が言うにしてもちょっと臭すぎるなぁとは思ったんですが、そのあとの活躍でそれはチャラです。確かにカッコ良かった。
んで、だからこそ思うワケです。「オタクの意味があるんだろうか……」と。イニス編とシェリア編をもって、臨也という人物の厚みは格段に増しました。今後、園崎臨也としてお説教なり叫んだりしても問題ないほどに。じゃあ、二次元の力を使う必要があるのかぁって疑問なんですよねー。
最近じゃあもっぱらギャグ方面でしかオタク性が活きてない気もするし……。同じDQN相手でもその時その時で強気だったりコミュ障だったりとブレのようなものがあるし。設定はオタク系なのに、路線が学園系最強主人公に変更されている気がしてならない。ここら辺、ちょっとズレを感じます。
・キャラクター……5点。
主人公の臨也は上記のとおり、非常に良いキャラをしてます。痛快な活劇をやってくれるし、ギャグは面白い。人の話を聞かずに場面を引っ掻き回す姿に快感を覚えます^^
その他、脇を固めるキャラもかなり個性的ですね。英雄メンバーはリナとデュアルが若干序盤から性格が変わっているものの、概ねブレてません。テライケメンなライクス。マイペースで冷静なツッコミ役のデュアル。臨也依存症のココロ。
純真無垢なソフィーや、クールデレになってほしいなぁと僕が切に願ってやまないシェリア。アホなリナとバカなアイリス。(ぇ
キャラが被っておらずしっかりしているので、掛け合いがほんと面白い。とくにシェリアとソフィーは最高だ。作者分かってるよホント。
最初のコメントを投稿しよう!