時間跳躍

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キーンコーンカーンコーン チャイムが鳴る。 「・・・と、いう説もある。次の時間は、じゃあ秒速2997924,58キロって何の速さ?という話から、いよいよ教科書に入っていくからな。教科書を忘れんなよ!」 小山田はチャイムが鳴るといつも次時の予告だけして、挨拶もせずに次のクラスへ行く。 熱血なのか適当なのかよく分からないけど、僕はあの先生のことは嫌いではなかった。
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