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ーHidaka sideー
やべーっ!!大遅刻!!
西島なんで起こさねえんだ。
ーガラッ
日「直也くんごめんよー( ;∀;)」
浦「..なんだ、日高。来たのかよ」
日「直也くーん(泣)」
何度も謝ってたらようやく許してくれた。
あいつら、笑ってるしっ!!
自分の席にむかう。
ん?西島の隣....
えっ。
日「...実彩子?」
実「.......だっちゃんっ。」
中学の卒業式ぶりだった。
でも、
あの頃の明るくて、ちょっと天然な君のおもかげは、もう...ない。
日「..久しぶりだな。」
実「...」
冷たい目。あまりにも細い体。
浦「1限の準備しとけー」
その声とともに、
実彩子は逃げるように教室を出ていった。
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