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そんな疑問を抱えつつ、自分の
部屋に行くと何も置いていない
はずの机に何かがありました。
そこには、眼帯と髪飾り。
マーメイドが身に付けていた物
と全く同じ物がありました。
い「メイドさん……やっぱり居
たんだ……」
いつきは机にあった物を優しく
触れると、二度と忘れないよう
大切に箱にしまいました。
その後、マーメイドの姿も声も
聞こえる事はありません。
でも、いつきは寂しくなる事は
ありません。
友達が出来、心にはメイドさん
が居たから……
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