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「ならば我が隊の人間に頼ればよかったではないか!!!」
アルベルトは、怒気を含ませながら言う
「何を怒っている?俺は、自分の隊の方が安心できるから任せただけだが」
拳聖は、それに…と言って
「壱番隊は、あんたが隊長のおかげか統率がとれているからな。他の隊長にいきなり命令されて言うことを中々聞こうとしない。まぁ、なんというか応用力がないからな。フッ」
鼻で笑う。アルベルトはさらに怒り
「貴様ッ!!我が隊を侮辱するきか!!!」
隊の番号が若い順に上座に向かって座っているので、アルベルトと拳聖は近くに座っており、アルベルトは拳聖の胸ぐらを掴み持ち上げる
「侮辱?当たり前だろ?小隊と言っても十数名の部隊なんだぞ。それを三隊だ。間違いなく責任問題だ。アルベルト・ファンド!」
怒気ではない、純粋な殺気をアルベルトにぶつけた
「ぐぅ、、」
手を掴んだままだが、拳聖との差を痛感していた。やれば殺られると。周りの隊長も手を出さない。殺気を向けられるのが怖いからだ
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