オリンポス ~第1話~ 我が名はマクリル

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[神殿都市 ゼルータン] マクリルはここで商人をしていた [マクリル]『買った!買った!!新鮮なスイカ リンゴ ブドウ!この街じゃ獲れないもんばかりだぜ!!』 おぉー1つくれ! イヤ私に頂戴! [マクリル]『皆さん押さないで1人ずつね!』 すると後ろで優しい声が聞こえた [商人長]『やっぱマクリルは凄いのぅ…』 [マクリル]『あっ!商人長!今日も完売間違い無しですよ!』 商人長は長いヒゲを触りながら [商人長]『マクリルがこの商人隊に入ってくれて助かったよ』 マクリルは頭を触りながらエヘヘと笑った [マクリル]『あっ!在庫とって来ます!』 俺は在庫を取りに行った [マクリル]『さてと…』 そう言いながらカーテンを開けた すると1人の少年がいた [???]『ムシャムシャ…うーん…このリンゴあんまり美味しくないなぁー』 [マクリル]『……誰だお前はぁぁーー!!』 すると少年がこっちを向いた [アリシア]『やぁ!僕は《アリシア》!それにしてもここのリンゴ美味しくないね』 俺は口をポカーンとして [マクリル]『そっ!それは俺たちの大事商品なんだぞ!』 するとアリシアはオドオドしながら [アリシア]『そっ…そうなのかい?それはスマナイ事をしたね…どっ…どうしよう?』 俺は大声で [マクリル]『3日間タダ働きだぁぁー!!
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