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――そうして、俺達は課題の事を話しながら、それぞれのクラスに入った。
普通の友達だったら躊躇なく話すんだが、タカと一緒に居ると緊張して時々言葉が出なくなる。
やっぱり距離があるのだろうか。それとも俺がまだ友達として認めてないのだろうか。
仕方のないことだと思いながら、俺は自分の席に座り、周りを見た。
(あぁ…まだ、あいつら来てないのか。)
《あいつら》というのは、3年になり、初めて会った時から何故か意気投合して仲良くなった奴らだ。
取り合えず俺は、スマフォを取り出し、お気に入りにあるtwitterを開いた。
別に楽しいというわけでもないが、他人が何をしているかという行動が気になるので取り合えずチェック。
《昨日部活仲間と焼肉行って、胃もたれやばす笑ww》
《バイト始めたぜええええwwww》
《まぢあいつうざい。私のこと嫌いなの?》
《泊まりからの学校!! やふううううい!》
《課題終わってねええw 今日休もうかなぁ。》
(泊まりかぁ…。)
泊まりなんて、小学生の頃に幼馴染としたぐらいだ。
(俺も高校に入ったんだから、泊まりとか普通にしてるはずなんだけどなぁ)
と頭の中で討論している内に、どんどん鬱状態にハマり込んでいく。
(いかんいかん! 3年にもなったんだし、きっと何かイベント的なものがあるだろう!)
悲しいけど、そう願うしかなかった。
そんなことを考えていると、チャイムが鳴り、《あいつら》が来た。
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