帝国大附属校青春白書。

個性豊か過ぎるのも困る話。

誰から貰ったのかクッキーをむっしゃむっしゃと食べながら戻ってきた静流と良介。

そして朝輝に飛び掛かられ、良介の背中に隠れる。

「ちょっと誰から貰ったの！？そのクッキー」

「うっせぇな、誰だって良いだろ」

「じゃあ俺のも食べてよ」

誰か毒見しろよ、と警戒する静流。

「八月一日…」

「早乙女？大丈夫か！？顔真っ赤だぞ！」

「なんか…あっつい…はあ…」

顔が真っ赤で吐く息は熱く、足はフラフラな一心。

レギュラー陣はぎょっとする。