帝国大附属校青春白書。

個性豊か過ぎるのも困る話。

「これからゲーム練習だからなるべくやってね？」

「善処しよう…」

「そういえば早乙女(さおとめ)は？」

ノートをパラパラと見ながらゲーム練習に向かおうとしていた三人と引きずられている創に問いかけた。

早乙女もレギュラーの一人である。

「早乙女くん？要は今日は会ってないけど…」

それに続いて良介も「俺も…」と返す。

いつの間にか復活していた創が腹をさすりながら静流に何か言いたそうな顔をするがまたK．Ｏされるので敢えて何も言わなかった。