最悪な日

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幸せは、きっとどこにでも溢れていて、僕達を待っている。 たとえ、どんなにその一日が自分にとって最悪で、最低で、辛いものだったとしても。 僕は…君を支えたかった、守りたかった。 その美しくて儚くて綺麗なものに気付いて欲しかった。 本当の、優しさとは一体何なのか。 僕には分からない。 だけど……人のその気持ちこそ、“優しさ”に繋がるんだと思う。 ――君は、気付いているのかな。 幸せは、どこにでもあって、僕達を待っていてくれているんだと。 きっと、僕のこの痛みも…その幸せが包み込んでくれる。 君の、痛みも――。 .
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