序章  残された手紙

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――X114年―― ミラ・アルフォンスが姿を消して3年が経った頃、この世界は魔術で埋もれていた。 魔術が普通に売り買いされ、人々が魔術に頼り過ぎた世界。 魔術を使う者は魔術士と呼ばれ、それぞれに上からS,A,B,C,Tとランクがつけられた。 その中でAのランクを持つ2人の兄弟が世界の流れに沿ってミラ・アルフォンスを探し、旅をしていた。
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