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「そうですね」
頷くしかなかった。
「決まってないのに組ですか?ふざけてますね」
ヤンキーの先輩が机をバンと叩いた。
「だったら、将棋一家だ」
「将棋一家?将棋でもやる組ですか。こんなふざけた人に僕は負ける気なんてしませんけど」
そういって、ポテトを食べる。
「だったら」
思わず声に出してしまった。
「だったら、何?」
俺を睨んできた。
「だったら、将棋しましょう。俺が勝ったら将棋一家に入ってください」
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