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「なんだよこれ‥」
三件の新着メールを読み終えた俺はその内容に呆然としていた。
新手の迷惑メールか?いや、俺達の高校も明日の旅行のことも知っている‥誰かのイタズラメールか?
チロリン
「うわっ」
いろいろと考えていると手に握りしめていた携帯が震え画面を点灯させた。
――――――
るか:ねぇ!メール!みた?
――――――
着信の知らせはいろんな人とチャットのように気軽に連絡できるスマホのアプリだった。
俺たち八人は【城北バスケ】というグループチャットを作っていてそのチャットが発動された。
――――――
翔太:あれなんだよ?明日のメンバー全員にきてんだろ?いたずらメールか?
あきな:もし誰かのいたずらなら悪質ー!
里美:てか晴キャプテンご使命じゃん(笑)さすが、城北バスケキャプテンだね!(笑)
――――――
メールの話についてみんな書いてる
。
こんなふざけたメール信じるわけもなくみんな気にしてないようで笑い話のように話している。
「俺がキャプテンだ?里美の奴絶対面白がってるな。」
次々に書き込まれるチャットに目をとおしていると携帯が震え出した。
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