理想の登場を実現するのは難しい

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「あそこで、れいとうビームきゅうしょにあたるとかオレめっちゃ運いいんじゃね!?まじ、ラプ○ス最高!!オレもうラプ○スに乗って探しに行く!!待ってろ糖分んんんんんンンンンン!!!!!!」 「「…」」 その、何かわけのわからないことを言っている少年はすぐ近くの木に寄りかかりながらゲームをしていた。 その少年は「さーて、続きはケーキ食べてからにするかな。」と、その場から立つと、今にも殴られそうな少年に気がついた。 「えっ?あんたらなにしてんの? ド○キー3人とピ○チ姫3人と…なに、一応マ○オ1人?で、マ○オゴッコでもしてんの?ちょっとそれなんかキャスティング大丈夫?てかどんなシーンいま?まあ、オレには関係ないけど、あっ今日の食堂の日替わりケーキなんだか知ってる?」 「「知るかあぁぁぁぁぁぁぁ!!」」 と、ゲームをやっていた少年の結局どうでもいい問に、そこにいた者はいっせいに言った。 「知らねーのかよ。ったく…まぁ、いいか。んじゃ、楽しく遊べよー。」 と、かるく手を降りながら、ゲームをやっていた少年は去った。 その後ろ姿を見つめる黒髪の少年。 「何なんだあいつはー…って 助けろよおおぉぉぉぉぉ!?」 そんな感じで 今日も彼の日常は始まる。 「んー…あっ。 飴ちゃん後で買い行こう。」 ー…『理想の登場を実現するのは難しい』 完
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