†7.

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「…ですからぁ~、何で引きずり戻っちゃうかな~! そこんところは、生徒会長に気に入られて『面白いな…お前、俺様のモノになれ』って…チューする場面でしょ?」 …え、ええと…順作く~ん…? 「【着いて来るな…殺すぞ…】」 シルバーが、アムを引きずりながら射殺さんばかりの眼力で順作くんを睨む。 「順作くん…シルバーが着いてくんなって…。」 さすがに、引きずられている本人は不機嫌な同居人に(一応)気を使っているようだ。 「…不良×ど天然ショタもそれなりにhas hasなんだけど…。どうせなら、本静くんには総受けを切に願う…。」 「ええと?…俺、体調は不良じゃない良好だよ…天然記念物のショタってどんな動物?小さい『ヨ』の入ってる動物と言えば…おこじょとか、キョンとかしか知らないし…?」 イチズくんは心配しながらも遠く離れて歩いているが…。 「あの冷気を含んだ視線に動じないって…マジ、あのふたり宇宙人ッスよね?」 イチズくん…お兄さんも、そう思うよ。 なにより、アムにも増して順作くんの言葉が意味不明。
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