453人が本棚に入れています
本棚に追加
「総受けが来てもキチンと仕事をこなす生徒会の面々は、最近絡みが少ないし…面白くなーい!
本静くん、生徒会室に呼ばれないの?
まぁその分、ちょんまげ不良(シルバー)×本静くんは堪能できるけど…。あれはアレで…アレだし…。」
「新歓イベント近いッスから。…てか、生徒会が生徒会の仕事をするのは当たり前っしょ。」
「そうか!新歓イベント、来たよね~♪♪今回の新歓イベントって鬼ごっこ?それとも…」
「タマちゃん先輩が、球技大会だって言ってたよ。
それが終わったら、期末テストでしょ?生徒会はその前に予算委員会総会って言うのがあるんだってさ…大変だよね。」
タマちゃんと香哉くん達とは、パソコンでチャットしているらしい。
「球技大会?…イマイチ王道からはずれてる気がするけれど…まあ、萌が見られれば良しとするか…。」
よろしく頼むよと、アムの肩を叩く順作くんに、飽くまでも生ぬるい視線を送るイチズくんだった。
「あ、それから今日から薄い本の制作始めるから、本静くんは放課後美術室集合ね。」
ハーイ!と手を挙げるアム。……で、薄い本って何だ?
「…そ、それは…アムくんには刺激が強過ぎるんじゃ…?」
???刺激が強過ぎる???
「大丈夫、大丈夫。あまりハードじゃ無いのを担当してもらうから…本番の無いのを…。」
本番??…順作くん…本当に大丈夫なんだろうな、おい…?
最初のコメントを投稿しよう!