†7.

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「総受けが来てもキチンと仕事をこなす生徒会の面々は、最近絡みが少ないし…面白くなーい! 本静くん、生徒会室に呼ばれないの? まぁその分、ちょんまげ不良(シルバー)×本静くんは堪能できるけど…。あれはアレで…アレだし…。」 「新歓イベント近いッスから。…てか、生徒会が生徒会の仕事をするのは当たり前っしょ。」 「そうか!新歓イベント、来たよね~♪♪今回の新歓イベントって鬼ごっこ?それとも…」 「タマちゃん先輩が、球技大会だって言ってたよ。 それが終わったら、期末テストでしょ?生徒会はその前に予算委員会総会って言うのがあるんだってさ…大変だよね。」 タマちゃんと香哉くん達とは、パソコンでチャットしているらしい。 「球技大会?…イマイチ王道からはずれてる気がするけれど…まあ、萌が見られれば良しとするか…。」 よろしく頼むよと、アムの肩を叩く順作くんに、飽くまでも生ぬるい視線を送るイチズくんだった。 「あ、それから今日から薄い本の制作始めるから、本静くんは放課後美術室集合ね。」 ハーイ!と手を挙げるアム。……で、薄い本って何だ? 「…そ、それは…アムくんには刺激が強過ぎるんじゃ…?」 ???刺激が強過ぎる??? 「大丈夫、大丈夫。あまりハードじゃ無いのを担当してもらうから…本番の無いのを…。」 本番??…順作くん…本当に大丈夫なんだろうな、おい…?
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