†7.

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「さっすがシルバー様!」 順作くんは、高く高く手を上げた 「…選手こう…!!」 「…作戦タイムだ。」 「へっ?交代してくれるんじゃ?」 「あのどアホな、どチビに、ルールを分からせて勝たせればいいんだな?」 「まあ、そうだけど…話しを大人しく聞くタイプじゃ…」 作戦タイム! 汗を拭きながら戻って来た面々に、甲斐甲斐しく世話を焼く順作くん。 シルバーは、アムの頭を片手で鷲掴みにして自分の方を向かせた。 「イダ!イダダ…痛いって!」 「…いいか?イメージしろ!!」 イメージ? 「俺の足元のコレは?」 「バスケットぼー…」 「違う!コレは、新種の針鼠だ!」 アムの目の色が変わった。 「へっ?針鼠?だって針…大きさも…。」 「新種だと言ったろう…。人の手で触られるのが嫌いで…センザンコウのように、触れられれば丸まる。」 「ハゥ?新種の…ふむ。」 アムが食い付いた! …しかし…言うに事欠いて、新種の針鼠って…
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