第1歩

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違うスイミングスクールに通うようになってから月日がたった。私は、なかなか話す機会がなくなりたっくんとの距離が広がっていく一方になってしまった。 そのせいか… たっくんの事を少しずつ何とも思わなくなっていった…。 『たくちゃん。また速くなったね~!』 『うん。そうだね。』 …確かにまた速くなってすごいけど、私にはどうでもいい。
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