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「ったくティオ、お前夕方散々じゃれただろ?」(朱哉)
「にゃ~♪」(ティオ)
「はぁ聞いちゃねえなティオのやつ」(朱哉)
「あはは……あの?朱哉さんそこにあるいやに分厚いファイル達は一体なんですか?」(アインハルト)
「あぁあれ?ゲームソフトが入ってんだ、良かったらアインハルトさんもなんかやる?」(朱哉)
「あの……宜しいのですか?」(アインハルト)
「構いやしねえよ……ってもアインハルトさんゲームとかしなそうだし……軽くこの辺にするか。あっアインハルトこれ軽く斜め読みしといて」(朱哉)
朱哉は取説をアインハルトに渡しアインハルトは言われるがまま斜め読みした……どうやらやるのは格闘ゲームのようで取説の中には基本動作にコンボの一例がズラッと書かれていた
「んじゃやるかはいアインハルト、コントローラー」(朱哉)
「ありがとうございます」(アインハルト)
コントローラーを受け取り電源を入れて始める
そして一時間後……
「うぅ一勝も出来ませんでした……orz」(アインハルト)
「まぁ俺にも一応経験者のプライドあったしな。それにHPを半分は奪えてんだ。初めてにしては十分だってまぁ麻紗美相手じゃまず歯が立たねえだろうけど」(朱哉)
「麻紗美さんそんなにお強いのですか?」(アインハルト)
「あぁ見た目とは裏腹にな。俺もこうやって訓練してんだが未だに目隠し状態の麻紗美に勝つことは愚かHP削れた事無いんだよ。流石は格ゲー界で[女帝]やら[姉御]なんて言われるだけあるな」(朱哉)
「は、はぁ……凄いのですね」(アインハルト)
「だろ?……ん?そういやティオは何してんだ……」(朱哉)
朱哉がふとベッドを見るとそこには
「にゃあ~……zzzz」(ティオ)
と寝息を立てているティオがいた
「あっティオ寝ちゃってますね」(アインハルト)
「だな……ところでアインハルトはどこに寝るんだ?」(朱哉)
「私ですか?あの朱哉さんが迷惑で無ければここだと朱音さんに言われてまして……駄目ですか?」(アインハルト)
「何してんだお袋は……まぁ構いはしねえよ」(朱哉)
「ありがとうございます////」(アインハルト)
「ちと待ってろ今布団敷くから」(朱哉)
言いながら手慣れた動きで布団を敷く朱哉
そして二分と掛からず
「ほいまぁこんなもんっしょ」(朱哉)
敷き終えたのだった
「…………あっありがとうございますっ!」(アインハルト)
「良いってアインハルトは客なんだし……ふあ~ぁ」(朱哉)
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