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「はぁ…あと少しで」ブツブツ
なんかブツブツ言いながらも
生徒くんから離れた侑李
「じゃ、侑李は保健室から出てって」
「…は?」
「僕はこの子と話したいことあるから」
僕は生徒くんを指さしながら
侑李に退室を促した…
あと少し殺気を←
「っ!わ、分かった…」
「そう…じぁこの子は体調が悪いから保健室で休む。そーいうことでばいばい~」
「わ、分かった」
侑李は僕に対してヘタレ気質
だからめったなことでは逆らわない
しぶしぶ保健室から出ていった侑李を見送り生徒くんがいるベッドへと向き直った
「はじめましてだよね?
僕は早瀬千晶この学校で保険医をしてるんだ、よろしく」
「あ、ぇと…佐藤裕貴です。」
裕貴くん…裕君!
よしっ覚えた。
「じゃあ裕君…侑李と付き合ってるの?」
「(裕君!?)あ…えっあっ…
つ、付き合ってないですっ!!」
付き合ってはないのか…
ってことは、まだ侑李の片思い?
「じゃあ侑李のこと…好き?」
「ぇ…っ!!////」
おー…顔真っ赤!
裕君って平凡な顔なのになんか可愛い…さすが侑李が選んだ子なだけあるな
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