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ピカーッ
鏡を見ていると鏡が光始めた。
光が収まると、綺麗な町の風景が見えていた。
神「これがお前さんの行く世界。アルカディスじゃ」
悠「……アルカディス」
俺はその世界の美しさに見とれていた。
木々が生い茂り、美しい湖がある。とても綺麗な場所だったからだ。
悠「どんな世界何だ?」
神「ここはな、科学ではなく、魔法が発展した世界なんじゃ」
悠「魔法?」
神「詳しくは直接脳に情報を流す」
悠「直接流すって痛そうだな」
神「いやいや。そんなに痛くないぞ」
あっ。痛いことは認めるんだ。
神「で、行くかの?」
悠「ああ、楽しそうだし行くぜ」
魔法が当たり前の世界なんて楽しそうじゃねーか。
神「うむ。では、特別にお前が望む能力をやるのじゃ。何が良いかの?」
悠「何でも良いのか?」
神「何でも良いぞ」
何でも良いとは気前が良いな。
悠「じゃあ、漫画やアニメに出てきた技や武器、能力などを自由に使えるようにしてくれ。後は身体能力を最強に、顔をイケメンに、魔力を最強に、っとこれぐらいかな?」
神「分かったのじゃ。……ハァッ」
神が声を発すると、頭のなかにいろいろな物が流れ込んできた。
神「……ふぅ。どうじゃ」
悠「なんか頭がくらくらする」
神「大量の情報を流したゆえ、処理が追い付いておらんのじゃろ。じき治る」
悠「………だんだん治ってきた」
頭が軽くなった。
神「そうか。それじゃ早速」
パンッ
フワッ
神が手を叩いたと同時に地面の感覚が無くなった。
悠「……………え?」
ヒュンッ
悠「うわぁぁぁぁぁ!!」
当然地面が無いから下に落ちる。
神「達者でな~」
神が上からのんきな声を掛ける。
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