予感

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当たり前だけどメジャーデビューはしたい それが私の夢だから… スカウトされたのは偶然だけど、やっぱりやるからには全力でやらなければならないという気持ちからそんな目標が立っていた しばらくしてバイトを終え帰宅するとアパートの前には… 「来てたんですか」 私のことを待っていたのか、天樹さんが居た 「飯…ろくなもん食ってないだろうと思ってな…ほら」 そう言って差し出したのは大きな風呂敷 もしかして… 「凛ちゃんですか?」 凛ちゃんの家はちょっとしたお金持ちでお母さんはどうやら茶道の家元だとか… 本人もおっとりとした清楚な雰囲気でまさにお嬢様 すごい家なのだ
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