予感

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頭の奥で誰かが私の名前を呼んでいるのが聞こえる 「…や……や……も……が……で……ない。…して…る…」 所々、途切れて何て言っているのかは分からない でも…予感がした…何かが…何かが起きる… それが何かは分からないけども… 朝…私は目を開けてゆっくりと体を起こした テーブルの上にはメモ書きが置いてあり、"来週の水曜13時から事務所で打ち合わせ"とあった 私は…甘かったのかもしれない このとき自分の体に出来た…痕に…全く気づかなかったのだから
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