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言ってはいけない言葉を口にしているのは分かっていた
そう…俺は…沙耶が好きで好きでしょうがないんだ
ずっと触れたくて…
「沙耶…」
我慢出来ずに、そっと太ももの辺りに赤い印をつけた
ここならきっと本人も気づかないと踏んで
本当はもっと触りたくて仕方なかった
でもそんなのは許されない
住む世界が違う
ちゃんとこいつには夢がある
それが果たされるまでは…
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