突然の…

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「良いな?」 キッときつく睨まれ思わず頷いてしまった 天樹さんの隣に座っている社長はさっきから黙ったままだ 「それじゃあ…ライブの内容はこれで決まりだね。遠山くんもこれで良いね?」 「…はい」 打ち合わせの内容をまとめた紙を持つと社長は部屋を出て行く じゃあ私も… そう思って立ち上がると急に後ろから抱きしめられた え…? 一瞬何が起きたのか分からなかった 逃れようとすると後ろからグッと手首を掴まれた 「天樹さん…?」 腰の辺りに回された腕に力を入れられさらに強く抱きしめられる 「……っ!」
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