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「ぼさっとするな。まずは直援の敵を排除しろ!駆逐艦から殺れ。お嬢様の仮面を外してやれ!」 浅田大尉の声で我に返る。すでに第五艦隊も到着しており、数では圧倒している。 弾幕の薄い場所から切り込み、敵の艦橋に張りつく。 引き金を引き絞り、弾薬を叩き込む。25mm徹甲弾が炸裂し、駆逐艦は船体がバラバラになった。 「ナイスだ、ルーキー。無駄撃ちさえなければもっといい。次行くぞ!……鬼子め」 最後の言葉だけ聞き取れなかった。 この日、僕は戦艦一隻駆逐艦三隻撃沈、英雄となった。
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