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「我が第七艦隊はこれよりポイント7R6に進出、味方と共同でこれを叩く。戦艦を基幹とした艦隊だ。護衛も相当数いると考えられる。詳細な戦力と作戦は廣田中佐が話す」
そう言うと艦長は座り、替わって参謀が立ち上がる。
「敵の戦力は戦艦が一隻、重巡洋艦一隻、軽巡洋艦二隻、駆逐艦八隻からなる大規模なものだ。当然、いずれの艦も装甲機の運用が確認されている。布陣は典型的な防御陣形だ」
今度は参謀が座り真島少佐が立ち上がった。まるでもぐら叩きみたいだ。
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