椎とシュウ

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『もーっ!はーちゃんってば本当冷たいよねー』 「うるさい、というかお前にいわれたくねぇよ」 そう、俺ともう1人の仲間に対してはこんな奴だが、それ以外に対しては、泣く子も黙るほどに冷酷で怖いのである。 『ひっどいなぁー・・でね、用件なんだけど』 「あぁ」 『明日、集会あるから来て』 「は?なんで俺がいかないといけねぇんだよ?」 『えへへー・・この前の集会で、御影っちに、次はーちゃん連れてくるから御影っちも来てねって・・』 「言ったのか」 『・・・ごめんねぇー?』 そして俺は三度目のため息をついた。
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