椎とシュウ

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「まぁ・・わかった。でもなぁ・・今の総長さん、俺の生徒なんだけど・・・」 『え?宏ちゃんがー?・・ま、大丈夫でしょ!』 「ったく・・明日何時に何処だ?」 『いつものバーに夕方5時。それじゃ、よろしくね!はーちゃん♪』 それだけ言うと、俺の返事も待たずに、椎は電話を切った。 俺は声にならないため息をもらした。 *** 岬 椎 ミサキ シイ は、colorfulを創るときに色々と手伝ってくれた仲間である。 総長だったが、俺がcolorfulを抜けると同時に、椎も総長を辞めた。
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