選ばれし者はいかにして選ばれたのか

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テン「で、そのルビス様が僕になんの用なんですか?」 ルビス「今、この世界は平和に見えますが、魔王を名乗る存在によって徐々にその平和は蝕まれつつあります」 テン「そ、そうなんですか!?」 ルビス「そうです。ですから誰かが立ち上がり、魔王を倒さなくてはならないのです」 テン「……もしかして、その誰かっていうのが……」 ルビス「そう、テン、貴方なのです」 テン「えぇ~!な、な、なんで僕なんですか!?ルビス様も見たでしょ!?僕なんかオバケでパニクっちゃうような男ですよ!?」オロオロ ルビス「……顔立ちが可愛くてタイプだったからです」ポッ// テン「これは果たして喜んでいいのやら!?」
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