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翌日
テン「……昨晩はホントにすみませんでした」シュン
トゥミス「話は一部始終聞きました。まぁ、私達は構いませんが……」
メイプル「……」
レイア「メイプルがヘソ曲げちゃってるからなぁ」
テン「僕、どうしたら……」オロオロ
アイラ「……ちゃんと謝れば、わかってくれると思う」
テン「……わかりました」
テン「あの……メイプルさ」……
メイプル「……えいっ☆」チュッ
テン「!?メ、メイプルさん!?なにを……」
メイプル「私ね、色々考えたんだ。確かに私、勇者ちゃんよりお姉さんなのに子供っぽい見た目で、色気なんか全然なくて……どんなに頑張っても身長や胸は大きくならないし……」
テン「……」
メイプル「でも、私気づいたの☆!勇者ちゃんがナデナデしてくれた時、なんで!?って思ったけど、それと同時にこれが他の3人にはない私だけの魅力なんだって☆!」
メイプル「私は、私にしかない私の魅力をもっともーっと磨きあげる☆!それで、正々堂々レイアちゃん・トゥミスちゃん・アイラちゃんと勝負して、勇者ちゃんのハートを射止めてみせる☆!」
テン「……はぁ」
メイプル「さっきのキスは、3人への宣戦布告だよ☆!」
レイア「ったく、相変わらずのポジティブ思考だな」
トゥミス「いいですわ、正々堂々と勝負いたしましょう」
アイラ「……負けない」
テン(……まぁ、元気になってくれたからいいか)
メイプル「私、ぜーったい負けないからね☆!」
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